小ホールでの28日(土)、17:00からもミニ・トークコンサート開催。
PMFインターナショナル・プリンシパルズのメンバーです。
○アンドレ 聖堂の入口
では、早川りさこさんによるハープの様々な奏法の解説。
ペダルを半分踏み込んで・・とか、筐体を叩いてとか、滅多に見ることのできない演奏。
フルートのジェフリー・ケイナーさんも、歌口をはずしてヒュ~ンという発音をしたり・・。
まさに息のあった共演。
○ピルス トランペットとピアノのためのソナタ
では、ディヴィッド・ビルジャーさんがトランペットで魅了してくれました。
おりしも札幌ではシティジャズがはじまっています。
こういうトランペットのメロディーを聴くのも粋なものです。
○ヴァリ フォークソングス
今年のパシフィックサウンディングで、ヴィリさんの作品はたくさん聴いていますが、
こちらは「ヴァリ」。ウィリアム・カバレロ(ホルン)さんが、作曲者との関係を含めて
お話をしていました。イランの民族音楽を題材とした音楽をしっとりしたホルンで。
○ロッシーニ チェロとコントラバスのための二重奏曲
デスモンド・ホービッグさんのチェロと、ハロルド・ロビンソンさんのコントラバス。
低音の楽器2つですが、楽しい掛け合い。
ロッシーニの素敵なメロディーが次から次と出てきて、聴衆から大喝采。
○ラヴェル ツィガーヌ
マーティン・チャリフォーさんのヴァイオリン。
ピアノは、沢木良子さん。
様々なテクニックが駆使される曲で、見事に締めくくっていただきました。
こういう名手の実演で聴くツィガーヌは、本当に素敵です。
フランス語による解説を沢木さんが通訳。
第一部では、沢木さんがヘブライ語(イスラエル)も話せるということで、
聴衆も「おおっ!」と感じていたのですが、フランス語がお得意だったのですね。
ピアノ伴奏、通訳と大活躍でした。
赤堀さん、沢木さんはPMFオケの鍵盤担当、次から次と繰り出される様々なアンサンブルの伴奏、そして通訳と、大活躍でした。