2011年3月11日14時46分ごろ、三陸沖を震源にM9.0の地震が発生。
気象庁は「複雑な形で巨大な地震が3回連続して起きた」と指摘。
「極めてまれなケース」とのこと。
未曾有、
「未だ曾て有らず(いまだかつてあらず)」
これほどの災難が日本列島を襲うとは、予想の範疇を遥かに超えていた。
菅首相の12日夜の会見も「未曾有の国難を全力で乗り越えよう」
というメッセージだった。
震源から遠く離れた私の位置でも、揺れの長さは異常に長かった。
その後の津波の被害状況に関する報道に接すると、
自然の脅威の前に、人間の無力さを痛切に感じさせられる。
生きている地球の自然に立ち向かっていくのも、人間の営み。
自然の脅威に続き、原発から漏れる放射能の脅威。
巨大なエネルギーの暴走をなんとしても止めなければならない。
人間が動かしたものを人間が止められないということは、「あってはならない」。
全力をあげてがんばっている。
祈るような気持ちで見守るしかない。
米地質調査所(USGS)の研究者によらは12日、
東日本大震災の一連の揺れにより、
日本列島が8フィート(約2.4メートル)
動いたとの見解を明らかにした。
【ワシントンAFP=時事】より
大陸が長い時間をかけて移動しているということを知っていれば、
これも、もはや驚きではない。
ジブラルタル・ロックは、古来よりヨーロッパと中東、
大西洋と地中海を分かつ要塞として機能してきた半島。
「ジブラルタル・ロックのように安心」という格言もあるが、絶対に安心はあり得ない。
LOVE IS HERE TO STAY【1938年】
作詞/アイラ・ガーシュウィン
In time the rockies may crumble,
Gibraltar may tumble
they're only made of clay
But our love is here to stay
ロッキー山脈が崩れ、
ジブラルタル島がひっかりかえってしまうかもしれない
粘土でできているにすぎないんだから
そんなときでも、
私たちの愛はここにある
みなで、助け合おう。
それが人間にできる全てのこと。