7月15日に発売のiPadアプリ、
村上龍の「歌うクジラ」を1,500円で購入、
早速、読み始める
途中新書を二冊同時に読んでいたこともあり、
632ページを読みきるのに5日もかかってしまったが、
じっくり味わうことができた
音楽は坂本龍一
時折、バックに音楽が流れる
News & Classics「OTTAVA」というアプリでは、
クラシック音楽をバックにゆったりとニュースを読むことができ、
これもなかなかいいなぁと思っていたが・・・
「歌うクジラ」は、電子書籍の新たな楽しみ方を提示してくれた
小説を読み進める際に、
ここぞという箇所で音楽や効果音が入ってくると、
小説の世界にさらに深く入って行くことができる
これは新しい感覚だ
村上龍のディープな世界と坂本龍一の音楽がマッチして、
画面の文字に吸い込まれるような感覚を味わった
これまで読んできた電子書籍が縦書きだったこともあり、
横書きに慣れるのには、やや時間がかかったが、
慣れてしまえば横書きであっても支障はない
横書きで読んだことも、新しい体験の一つ
京極夏彦の「死ねばいいのに」が、電子書籍体験の第一号、
村上龍の「歌うクジラ」も、音楽との融合を体験できた最初の作品として、
いい出会いが出来たと思う