アサヒコムの住まい「世界のウチ」というコーナー。
バリの家が紹介されている。
一番大切な方向が、神聖な山、アグン山の方向なのだ。
両親の部屋は「山側」、台所は「海側」にするという。信仰の厚いバリの人たちにとって、「山」は日々のお祈りを捧げる神聖な方角。
バリのガムランの中でも、神聖な山の名前を持つジェゴググループ「
スアルアグン」はユニーク。大・中・小の竹製鍵盤楽器でアンサンブルをする。竹が奏でる重低音は底からわき上がってくるようで凄い。
スアルアグンが初めて日本に来た時、「おっかけ」をやった。あちこちついて行った。
リーダーのスウェントラさんとは、何度かお酒を飲んだ。
バリに行った時、覚えたてのインドネシア語で、電話に出た彼の子どもらしき人物と
「
アダ、バパ(おとうさんいる?)」とか、ちょっと会話した。
今では、もうすっかりインドネシア語は忘れてしまった。
ガムランの響きに魅せられてバリへ何度か足を運んだが、いつ行ってもバリはなつかしい。
心の故郷のような気がする。
やっぱりバリが好き!