映画が面白かったので、 媒体別にアキハバラ@DEEPをチェック。
コミック全6巻
ページが吃音ではなく、保護観察中の元ハッカーという設定。
レジスタンスが実は会社とつながっていたり・・と、 原作にはない設定や展開あり。
http://comicbunch.com/comic_info/akiba_deep/index.html
ドラマ12回分 全600分
放送は2006年6月から行われDVDとなって発売されたもの
ページとボックスが、ジャニーズJr.の風間俊介、生田斗真
ダルマがバナナマンの日村勇紀、タイコ・星野源、アキラ・小阪由佳、
イズムは女性で松嶋初音、ユイが本上まなみ、中込威に北村一輝。
最終回に原作者の石田衣良が登場。
「原作とあまりにも違うので読者が混乱する」と話す場面はコミカルでもある。
@DEEPは秋葉原のトラブルを解決する会社という設定。
様々なトラブルを解決していくという一話完結の内容。
インド人アジタもかなり面白い使われ方をしている。
中込とユイ、半沢教授との関係も原作にはない。
http://www.akihabaradeep.com/
石田衣良 原作 文藝春秋社 全452ページ
別冊「文藝春秋」に連載されたのは2002年~2004年。2004年11月に発行。
秋葉原の風景と店舗などの固有名詞、ITをめぐる様々な話題など、読んでいて飽きない。
最後には、AIが過去の出来事を再構築して、語っているというSF的な設定になっていた。
それぞれの登場人物が愛すべきキャラクターになっている。
後から原作を読むと、AIのキャラクター設定など映画は忠実に描いていたと思う。
ということで、映画、コミック、ドラマは、それぞれキャラクターの設定変更などもあり、
新たなエピソードを加えたりしている部分では楽しめた。
最後に原作を読んでみるのも、いいかもしれない。
三つの媒体をミックスして、先にイメージができているおかげで、
原作は原点に回帰するようで、新鮮。