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タグ:R・シュトラウス ( 18 ) タグの人気記事    
バイエルン「ナクソス島のアリアドネ」    
10/8、上野文化会館、15:00

開演10分前に幕が開き、
鏡の前で、20名ほど、ストレッチなどをしている。
そのうち、開演時間。

舞台裏から始まる展開なので、こういう演出なんだなぁ、 とは思っていた。

開演時間を過ぎてさらに10分間は、 舞台上のピアノで、
エーデルワイス、アイガットリズム、ムーンリバーなどの曲に合わせて、皆が踊っていた。
ダンスのリハーサルというイメージ。

チューニングが終わっていたので、 いつ始まるか・・と思っていたら、
開演前の演出のまま、さあ始めましょう・・と、いきなり音楽が始まる。

拍手もなしに始まり、ちょっと面食らう。

客電が落ちないのが、気になる。
作曲家とのやりとり近くまで進んで、ちょっと客席が暗くなる。
舞台袖までたっぷりと使った演出。

執事がご主人の重要な変更を告げる場面、
客電あがり、客席後ろから執事一団登場。

な~るほど、客席と一体化しているわけだ、
このご主人、風貌がマフィアの親分だな。

あとは一気にプロローグ終わりまで。

プロローグ終了時、ここで拍手していいのかなぁ、と、聴衆もとまどってる感じがする。

で、幕前にとりのこされた作曲家役が、客席まで降りてきたりして、聴衆の拍手をあびる。
実はこれ、オペラの終幕に通じる演技だったんですねぇ。
休憩なしで、オペラ部分へ突入。

開始時の美しい音色に酔う。

大道具といえば、序幕で使っていた鏡、本幕はアップライトのピアノが数台くらい。

人の動きの演出面では、脱いだり着たりが多い。
なぜ脱ぐのか、着るのかは、あまりよくわからない。
開幕直前に悲劇と喜劇を融合させる指示が出たのだから、
舞台上も混乱しているはず・・・、そんな意図にも捉えられるか?

オペラチームと即興劇チームのどちらも黒づくめ。
歌うときに、あ~、ここにいるのね、っていう感じ。

極め付きは、ツェルビネッタのロンドにかかる場面。

男性陣、一気に脱ぐ。
ムキムキの体を競うような演技、 ツェルビネッタを抱えて、舞台上を回る・・
こりゃ唖然としますわ。知ってはいたが。

ロンド終了時のブーイングの気持ちは、わからなくもない。
どうも、音楽に浸れない。演出の方に気をとられて。
なにしろ、一番の聴かせどころなんだから。

終わってからじっくり考えてみたが、

即興劇チームとの対比で考えると、笑わせてなんぼのチームの演技は、あそこまで必要なのだろう。
ついている音楽は楽しげだが、きれいな音楽なので、はじけた感じではない。
演出は、音楽の枠を越えたかも。

テキストを読むと、確かにそういう歌詞なんだなぁ。
ハルレキンはじめとする四人組みだけでは、あの歌詞の再現はできない。
歌詞の内容に合わせた男性陣の動きであった。
コケティッシュなツェルビネッタ役を、えげつなく描くと、まさに舞台の通りなのである。
単なるかわいいお嬢ちゃんではない。

バッカス登場からは、特に大きな動きはないが、
二人きりの場面なのに、この大勢の同じ動きは何?
音楽の盛り上がりにはふさわしい人数なのではあるが・・

舞台が二人になってからは、じっくり音楽に浸れる。
シュトラウスの音楽は素晴らしいなぁ、
ケント・ナガノの棒も熱が入ってきたような・・

後ろから照らされる白い光の中で、歌う二人。
白と黒、最後にバックがドーンと動く、 音楽の盛り上がりに合わせたように。
ぐっと引き込まれる。やられた~。

全ての歌が終わって、いったん、幕が閉じられる、
ドドドーっと音楽に浸ることができた、心憎い演出に 涙にじむ。

最後にすーっと、幕が空くと、作曲家がポツンと。
そうだったんだよなぁ、オペラと即興劇の融合、
これがうまくいったがどうかの評価がされないと。

大成功だったよ。
それはリヒャルト・シュトラウスの音楽なんだけど、
この演出で、この芝居が大成功に終わったことが認識される。

作曲家が拍手をあびる。聴衆もそれに加わる。

舞台上で、拍手を受けている間、
執事から、音楽教師と、舞踏教師の二つのチームに、 ご祝儀袋が・・・、
あ~、まだ演技続いてるよ、 憎いねえ。

カーセンの演出、
細部では好き嫌いがあるかもしれないが、
トータルでは、かなりいいと、私は支持。

「ナクソス島のアリアドネ」っていう芝居が、 さらによくよくわかった・・という気がする。

伝統的な演出では、こういう面は見えなかったな、きっと。

今回はどうしようかなと思ったが、二度観るべきであった。
ベームの舞台から30年以上たっているから、次にこのオペラを観ることができるのは、
何年後だろうか。

ますます、好きになる。
「ナクソス島のアリアドネ」は、私にとってはランクづけができない別格な作品です。
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by yoyogi39 | 2011-10-09 23:24 | オペラよもやま
バイエルン国立歌劇場来日    
バイエルン国立歌劇場の「ナクソス島のアリアドネ」公演が近い。

舞台で観るのは、ベーム以来。
新国や二期会でもやっていたが、見逃している。

1980年、ベーム最後の来日、
ウィーン国立歌劇場の「ナクソス島のアリアドネ」は、 たった一度きりの公演。

そこに立ち会えたのは、貴重な思い出ということもあり、
「ナクソス島のアリアドネ」は、自分にとっては、特別な曲。

グルベローヴァが凄かったなぁ。

あの日のベームの姿と鳴り止まぬ拍手、
舞台袖まで押しかけた観衆。
忘れはしません。

あれから30年以上、
今回は、ケント・ナガノ指揮で、
演出がロバート・カーセン。

オーソドックスな舞台が観たいという気持ちもあるが、
カーセンの演出は評判がよいので、それも楽しみ。

2005年3月にカーセン演出で、
小澤の「エレクトラ」を上野で観ているが、
新国の「エレクトラ」を4回観て、
あの時は、新国に思い入れがあり過ぎで・・・
「東京のオペラの森」をちょっと遠目に観ていた傾向があったかも。

自分のブログを読み返しても、演出には圧倒されたと、書いてある。
確かに、度肝を抜くという感じであった。
http://yoyogi.exblog.jp/2283455/

今回のロバート・カーセンの演出、
現代に舞台を移して、 悲劇と喜劇、舞台の裏と表の対立を、
うまく表現しているようだ。

楽しみだなぁ。


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by yoyogi39 | 2011-10-03 14:28 | オペラよもやま
ゲルギエフの「影のない女」    
東京文化会館、マリインスキー・オペラ、
ワレリー・ゲルギエフ指揮、
「影のない女」

2月12日(土)、一日目。

第一幕、
冒頭のティンパニ、カイコバートの動機に重なる音。
ワイルドに始まる。

第二場、
染物師の家、仕事場も住家も一つになった家という設定。
洗濯機のようなものは、染物用なのだろう。
車があるというのが現代的な演出。

生活感がリアルな空間の中に、
乳母と皇后が入ると、おとぎ話の世界から来たような印象が強められる。
対比が見事。

美しいところは、ひたすら美しく。
最終小節のpppが、美しい。

第ニ幕、
バラクの妻役、オリガ・セルゲーエワ、幕切れに向かって、ボルテージ上がる。
締めのfffに圧倒される。
凄い。

第三幕、
四階席から聴こえる天の声など、
劇場空間いっぱいを使った音は、素晴らしい。

最後の最後で、演出の繊細さに魅了される。

休憩含めて4時間25分、たっぷり味わう。

終幕後、演出家のジョナサン・ケント氏のアフター・パフォーマンストーク。
マリインスキー劇場はエレクトラに続き、二作目とのこと。

マリインスキー劇場の前向き姿勢にブラボー。
この演目を日本に持ってきたゲルギーに拍手。
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by yoyogi39 | 2011-02-12 22:41 | オペラよもやま
新演出「アラベッラ」    
b0001316_4382626.jpg
尾高忠明芸術監督就任新シーズン開幕公演
「アラベッラ」 2回目の10月5日

もう2~3回行きたいところだが、仕事の都合もあるし、この日だけ。

2003年1~2月の新国の「アラベッラ」は、ダブルキャストだったので、2度行った。
指揮は若杉さん、オケは東響。どっちもよかった。

今のシステムは、主役級に海外の実力派を揃えているから、悪かろうはずがない。

開演前、ロビーに尾高さんがいらっしゃった。
二代前の芸術監督のノヴォラツスキーさんは、ロビーでよく見かけた。
尾高さん、こちらでも素敵な仕事をたくさんしていただけそうで、期待大。
最初が「アラベッラ」というのは、とってもうれしい。

第一幕。
新演出ということで、青を基調としたモダンな舞台装置。
アラベラ登場シーンは、音楽がしっとり落ち着いて、ガラっと雰囲気が変わる。
ミヒャエラ・カウネさん!!
美し~~い!!!
この美しい音楽に、これだけふさわしい人も、そうそういないだろう。
ズデンカとの二重唱に、ため息がでる。

第ニ幕。
まず、舞台装置に感嘆。
群集劇と、マンドリカとアラベラのシーンのメリハリがはっきり。
合唱も出番は少ないが、その効果は大きい。

第三幕。
ただひたすら美しい。
水を持って階段を降りてくるアラベラ、
ここの音楽は、たまらない。
この辺から、ず~っと私は、涙目。

ちなみに、次の日になっても、 音楽がず~っと、頭の中で鳴っていた。
東フィルも、いい仕事をしている。

指揮はウルフ・シルマー氏。
ウルフ・シルマー氏のエレクトラは4回行って、毎回泣かせられた。
今回も、ぐぐっとくる。

マンドリカのトーマス・ヨハネス・マイヤーさんは、
昨年の新国ヴォツェックにも登場している。
今回のマンドリカも、かっこいい!!
スケール感がある颯爽としたマンドリカ。

演出・美術・照明
フィリップ・アルロー氏、新演出にふさわしい舞台。
舞台のあちこちで、細々した芝居が行われていて、お見事。

衣装は、森英恵さん。
脇役のすみずみまで、舞台映えする衣装で、素晴らしい。

これは、絶品。
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by yoyogi39 | 2010-10-09 04:48 | オペラよもやま
「影のない女」2010.5.26新国立劇場    
確かに、このオペラ、 R.シュトラウスのターニングポイントというのが、よくわかる

「エレクトラ」、「ナクソス島のアリアドネ」、「ばらの騎士」など、
違った作風でそれぞれの頂点を築いている。
「影のない女」には、それまでの作品の集大成ともいえる巨大な頂が見える。
個々の作品を山に例えるなら、「影のない女」は山脈のようなもの。

R.シュトラウスの音楽を存分に堪能できる作品だ。
b0001316_2313036.jpg

開演6時、終演10時。
長いといっても、長さは感じさせない。
それだけ充実しているということだろう。

おいしいところをもっていくなぁ・・と思ったのが、 バラクの役どころ。

一幕の二場で、バラクを舞台に残し、官能的なフレーズの場面転換に引き継がれる。
こういう場面は、R.シュトラウスの心象表現がビンビン伝わってくるのだが、
バラクの心境はこの時点では、まだはっきりしない。

一幕の最後のバラクの台詞で、諦観が表現される。
投げやりなようだが、どうしようもないのだ。
音楽は静かながらも、ここでぐぐっと感情移入できる。
後に、妻に剣をむける強いバラクに変わるという対比が面白い。

バラクに限らず、皇后も、皇帝もバラクの妻も、心変わりしていくのだ。
最後には、舞台に表れないカイコバートも、呪いを解く。

全曲を通して、場面転換のR.シュトラウスの音楽は素晴らしい。
場の合間に、音楽的なピークが何度も押し寄せる。

今回のキャスティングも絶妙。

乳母役のジェーン・ヘンシェル、風貌も魔女(笑、失礼)。
ほんとに、 いい仕事をしている。

皇后; エミリー・マギー、
皇帝; ミヒャエル・バーバ、
バラクの妻; ステファニー・フリーデ、
バラク; ラルフ・ルーカス
と、それぞれに実力派を召集しているのも納得。

国内組のキャスティングでは、こうはいくまい。
そういう意味で、新国の今の路線は間違っていない。
ダブルキャストで国内組を出していたときも、決して悪くはなかったし、実力をつけるには必要なこと。
とはいえ、文句なしの実力派を揃えて直球勝負で仕掛けてくるところが、まさに「国立」の名に恥じないように思う。
客の心理としては、本物が観たい。

2幕の五場にわたる場面展開は、装置を動かしながら対応していた。
演出・美術・衣装・照明; ドニ・クリエフ。
舞台監督; 大仁田雅彦。

音楽は、「サロメ」に似たところもあれば、
室内楽的な響きは、「アリアドネ」を彷彿とさせる。
二幕の幕切れのドラマティックな音は、「エレクトラ」を思わせる。

指揮;エーリッヒ・ヴェヒター、棒を振る後ろ姿が格好よかった。
オケは東響。R・シュトラウスの様々なフレーズを紡ぎだす。
申し分なし。オケもブラボー。

心象風景の音楽化は、「ばらの騎士」の元帥夫人や「アラベラ」のモノローグが心に響く。
バラクの台詞の後の音楽や「影のない女」のいくつかの場面は、それらに匹敵する。
音楽が人物の心理を雄弁に語るのだ。
聴きどころが続く。

三幕でもバラク役は、おいしいところをもっていく。

ストーリーのピークは、皇后に影ができるところだろう。
この場面は、音楽的には精緻な展開。
神秘的な表現のため音量的にもつつましい。

続く皇帝との二重唱も、さりげなく感じられる。
音楽的な長いクレッシェンドを経てバラクの妻との二重唱に引き継がれていく。
「アリアドネ」のバッカスの登場のように、バラクの声の登場は、確実な盛り上げ役。

最後は、
二組の愛の賛歌!!!
すべては、ここに集約されるのであった。
圧倒的な音楽の洪水。

弦のソロ、室内楽的なアンサンブル、舞台裏の合唱など、美しいところも盛りだくさん。
もっともっと陶酔に浸っていたいような気にさせながら、終わった。

興奮さめやらぬまま、初台の居酒屋へ。
芋焼酎を飲み、焼き鳥をつまみながら、余韻に浸っていた。

そういえば、バラクの妻は、「染物師の妻」であり、名前がない。
皇后も皇帝も乳母も、立場であって名前はない。

「影のない女」は、別名「名前のない女」なのだ。

ホフマンスタールの往復書簡集を見ると、
「影のない女」に関して、R.シュトラウスとホフマンスタールが、綿密な意見交換をしている。

オペラを作りながら、R・シュトラウスも台詞の追加を要求したり、それぞれの場面や役柄に関して、
ホフマンスタールに意見している。

名前に関して双方が意見を交換しているかどうかは、改めて確かめないとなんとも言えない。
ふと思うに、「名前がない」というのが、このオペラの本質的なものであるかもしれない。

酒を飲みながら、そんなことを考えていた。

「影がない」ことや、「生まれなかった子ども」というのは、このオペラの象徴的な下地。

カーテンコールの最後に登場したのはバラクの妻であり、
最も重要な役はバラクの妻であるのは間違いないが、彼女の名前は呼ばれない。

「名前がない」ということに、むしろ深い意味があるかもしれない。
名前がないということも、象徴なのだ。

そういえば、名前で呼ばれるバラクも象徴的な名前だと、どこかに書いてあった。
しっかりと名前のあるカイコバートは、開始の音楽的なモティーフにもなっているが、
最後まで、姿を表さない。

「影のない女」、他作品に負けないR.シュトラウスの傑作の一つ。

1992年のドレスデン来日時の日本初演は見逃している。

今回も一生に一度きりかな~と思っていたら、
なんと、2011年2月のマリインスキー・オペラは、「トゥーランドット」と「影のない女」。
ゲルギエフが振る。
これは、絶対行かなきゃ。
S席38,000円は高くない。
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by yoyogi39 | 2010-05-27 09:10 | オペラよもやま
影のない女    
いよいよ、本日(2010.5.26)、
「影のない女」、観ます。

複数回、観たいところですが、仕事の関係で今回は一回きり。

b0001316_0261070.jpgベーム版のCDを買ったのは、1980年代。
他のR.シュトラウス作品に比べると、「影のない女」は、頻繁に聴く訳でもなく、
たまに聴く程度でした。

新国の「影のない女」に備えて、改めて何度も聴きました。
1977年、ウィーン国立歌劇場ライブ。
b0001316_0282474.jpg1963年、バイエルン国立歌劇場ライブのカイルベルト版も購入し、交互に聴いていました。

こちらも、録音も悪くなく、舞台の熱気が伝わってきます。
羽田へ向かう飛行機の中で対訳を見ながら聴くと、泣けました。
素晴らしい!!!

R.シュトラウスの作品の中では、暗示的なところもあり、あまりポピュラーではありません。
最高傑作との声もあります。
三幕ありますが、いずれも一時間以上と長い。
登場人物の多さや舞台の複雑さで、なかなか上演される機会がない作品。

新国の公演に先だって、新国の情報センターで色々と調べてみました。
1992年のバイエルン国立歌劇場、日本初演のサバリッシュ指揮のときは、
市川猿之助さんの演出。

猿之助さんとは、1993年にオペラや歌舞伎とは全く違う仕事で、
ご一緒させていただいたこともありますが、この演出の件は、最近忘れていました。

幕切れは、まさに歌舞伎的。
この作品への認識を大いに新たにしています。
新国公演へ臨みます。
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by yoyogi39 | 2010-05-26 00:40 | オペラよもやま
2010年、新国「アラベッラ」    
速報のチラシが入っていました。

2010/2011シーズンオペラ

尾高忠明 次期芸術監督の就任第1作!
 ◎「アラベッラ
  指揮:ウルフ・シルマー 10/2,5,8,11,14,17 6回
 ◎「トリスタンとイゾルデ
  指揮:大野和士 12/25,28 2011/1/4,7,10 5回

「アラベッラ」は、新制作。
森英恵さんの衣装も注目とのこと。

2003年1~2月の新国の「アラベッラ」は、ダブルキャストでしたので、
私もそれぞれの歌手を聴くために二回行きました。
二回とも堪能しました。  
指揮は若杉さん、オケは東響。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s183/s183.html

今年の「アラベッラ」も楽しみです。
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by yoyogi39 | 2009-11-29 17:44 | オペラよもやま
無口な女    
図書館にツヴァイク全集があったので、「無口な女」などを借りてきました。
全21巻ということで、読み応えあり。

ちなみにツヴァイク全集の7巻には、「無口な女」の初演の頃のエピソードが掲載されています。
ホーフマンスタールの後の台本作家としてR・シュトラウスはツヴァイクを選んだわけですが、ツヴァイクがユダヤ人であったために、作品そのものが難しい立場になり、戦時中は葬り去られてしまいました。

1935年に当時40歳だったベームが初演。
ツヴァイク宛のR・シュトラウスの手紙がゲシュタポの手に落ち、R・シュトラウスは音楽局総裁を解任され、作品もお蔵入りという運命をたどります。

戦後、ベームがザルツブルクで復活させた時のモノラル録音は、歴史的演奏という感じがひしひしと伝わります。

聴きどころ満載のオペラですが、これまで上演の機会が少なかったのが残念です。
最近はドイツでも機会が増えているようで、日本からも聴きに行っている方が、たくさんいらっしゃる模様。

『無口な女』復権プロジェクトと題したKojukiさんのHPは、説得力あります。

終幕のモロズス卿の静かな独唱。
これは絶品です。

音楽とはなんと美しいものか――
だが過ぎ去ってしまったときこそそれは美しいのだ。
若く無口な女とはなんとすばらしいものか――
だが他人の妻であってこそそれはすばらしいのだ。
人生とはなんと美しいものか――
だが人間が馬鹿ではなく、人生を生きることを知ってこそ、それは美しいのだ。
ああ、かわいい子達よ、おまえたちはまったく見事にわしを癒してくれた!
こんなに幸せに感じたことは、これまで一度としてなかったよ。
ああ、なんとも言いようがないほど良い気持ちだ。
静かだ…静かだなあ…ああ…ああ…

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by yoyogi39 | 2008-12-01 23:43 | オペラよもやま
METのサロメ    
今回のMETのライブビューイング。初回は、「サロメ」

これは、カリタ・マッテラのサロメです。
サロメの役柄がどうとかいうより、マッテラのサロメ。

楽屋から舞台に向かうシーンから収められていますが、身体が大きい!!
舞台でも、その存在感を存分に発揮してくれます。

生で観ていれば、圧巻でしょう。

終演後の拍手で、METの観客は、オールスタンディングでした。

ナラボートが誘惑されているというより、サロメに食べられそうな感じがしたのですが(笑)
ヨハナーンを威嚇する際に、ピストルというのは??それってあり?
とも思いましたが、このセットで、時代がどうのというのは、意味がないでしょう。
そういう意味では、ピストルもありか。

舞台は、モダンなものと抽象的なものを組み合わせたようなセット。
地面の割れ目が井戸。

7つのベールの踊りは、マッテラ自身がやっています。
ライザ・ミネリのショーを連想しました。
ヘロデはマフィアの親分風。

ヨハナーンの首をくれというあたりから、マッテラの凄みがさらに増します。
絵も音も凄いのですが、マッテラの演技も凄い。

単なる舞台の収録というのを越えて、カメラワークが素晴らしい。
完璧に映画に近い。
クレーンカメラみたいな絵の迫り方もありました。

サロメの背景に横たわるヨハナーンとか、サロメの様子をうかがいみるヘロデとか、フレームの中に登場人物をうまくかぶせて、その後の進行などを予測させてくれます。

ナーマンが、井戸から遅れて出てきたところで、すでに終わり方の予測はできますが、サロメ、ヘロデ、ナーマンと順番に絵を切り替えていくあたりは、舞台全体が見えないための工夫かもしれません。
舞台全体が見えれば、ナーマンが立っていることもわかりますが・・・。
その辺は、逆に映像を創りすぎているような印象もあり。
トータルで考えると、ショットにそれぞれ意味を込めていて、舞台を直接観るのとは違った芸術性が増しています。
逆にライブビューイングならではの楽しみ方ができます。
小さな演技が大きなスクリーンではっきり見え、オペラグラスは必要なし。

これまで、小さなシアターだったのですが、大きなところでスクリーンも大きく、見応えありました。

リアリティ追求のメットの舞台ですから、カーテンコールでも、マッテラは、口に血をべったりつけて登場。

音、映像、歌手陣ともに、圧巻でした。

ちなみにサロメの舞台を初めて観たのは、1980年10月11日のNHKホールでウィーン国立歌劇場の引っ越し公演。
ホルスト・シュタインさんの素晴らしい指揮でした。
今年亡くなられたので、寂しい。
その2日前にベームのナクソス島のアリアドネを文化会館で聴き、NHKホールの2階ではウィーンフィルといえどもブラスバンドのように聴こえたのが残念でした。
あの頃よりは、だいぶホールも改善されました。
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by yoyogi39 | 2008-11-02 16:23 | オペラよもやま
ばらの騎士    
ばらの騎士」と言えば、最大の想い出はカルロス・クライバー
94年のウィーン国立歌劇場来日公演は、東京文化会館の前から3列目で観た。
すぐそばで、クライバーの指揮ぶりを眺めながらの最高の音楽。
あの幸せは、一生の宝物。

極上のものを味わってしまうと、他のものにはもの足りなくなるのだが、「ばらの騎士」に関しては、日本のオケでも結構楽しませてもらっている。

仙台フィルで聴いたワルツも、フレッシュで目の醒めるような演奏だった。

1月9日のキタラのニューイヤー。指揮は井上道義さん、オケは札響。
そして、森麻季さまが、札幌に・・・。

ニューイヤーのコンサートで、森さんは、モーツァルト歌劇「羊飼いの王様」からアミンタのアリア。井坂惠さんの「恋とはどんなものかしら」などをはさんで、前半の締めが「春の声」。

後半は、「こうもり序曲」に始まり、 「ばらの騎士」のワルツで、札響が艶っぽい演奏をしてくれた。その後、井坂さんと森さんの二重唱。

ばらの騎士の登場シーンで、音楽が最高潮に達したところで、井坂さんのオクタヴィアンが銀のばらを持って舞台袖から・・・。森さんのゾフィーと
二重唱「地上のものとは思えぬ天上のばら」

至福の時間。
「ばらの騎士」は、心から愛する作品の一つ。
こういう演奏を聴くことができるというのは、幸せなこと。
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by yoyogi39 | 2006-01-10 12:31 | オペラよもやま