スポーツ振興の件で調べていると、気になったメダル数。
今回、北京オリンピックの獲得総数が25
http://ouenbu.com/olympic/beijing-medal.html#TOP
このサイトを参照にすると、
302種目 958メダルのうち、
日本の獲得数が、2.61%
アテネは37で、3.98%
平成13年から10年間の国のスポーツ振興計画[基本目標7-2]
平成20年までにオリンピック競技大会におけるメダル獲得率3.5%を実現する。
そのためにトップレベルの競技者の一貫指導システム、ハード・ソフト両面の整備、指導者の研修制度の確立・・などをやっている。
アテネ単独では、数字を達成。
ところが、夏と冬を合わせて数字を出すことになっているので、
2年前のソルトシティーの0.85の結果と合わせると、 3.35となる。
2006年は、トリノの0.4とアテネを合算すると、 3.22で、
今回の北京とトリノを合わせると、残念ながら数字は下がる。
他の国が競技力をどんどん上げている状況で、 簡単に数字だけを上げるのは難しい。
こういう数字だけあげて、あれこれ言うのも、一生懸命やっている選手の方々には非常に失礼な訳で・・
アトランタ、リレハンメルのときよりは、 断然盛り返していることは、事実である。
まあ、いいんじゃないの・・と思うのだが・・・
政策評価にさらされると、厳しい数字である。
何ごとも、結果が出るまでには、それなりの年月がかかるわけで、今は、指導者の育成や底辺の競技人口拡大まで考えていかなければならない時期だろう。
実は、その前に気になる数字が、
「成人の週一回以上のスポーツ実施率が50%になることを目指す」
有酸素運動もスポーツに含むそうである。
なにも、健康な人がスポーツをする訳ではないのだ。
この年になると、歩いている人は、みな歩けと言われている人たち。
健康だから、歩いている訳ではなく、不健康だから・・(とほほの世界)
こういう数字をどう解釈するかというのも、興味深い。
ちなみに、この計画、平成13年から22年まで。
後半5年分の見直しでは、
1.スポーツ振興を通じた子どもの体力向上 2.生涯スポーツの実現 3.国際競技力の向上
となっている。
獲得率の数字は、この時の資料でもあげられている。
ヨット、ボート、カヌーなども、これから注目かもしれない。
今回の北京オリンピック、カヌー女子カヤックシングルスラロームで竹下 百合子さんが4位。
カヌー 女子カヤックペア500m 北本 忍 ・竹屋 美紀子さん が5位。
カヌー 女子カヤックフォア500m 北本 忍 ・竹屋 美紀子・鈴木 祐美子・久野 綾香さん が6位。