シネマ歌舞伎同様、ハイビジョン映像でメトロポリタン歌劇場の舞台の様子を映画館で楽しめるというもの。
http://www.shochiku.co.jp/met/
1月14日は、メットで1月1日(日本時間1月2日)に上演された
「ヘンゼルとグレーテル」
ほどなく日本でお目にかかれるのはラッキーです。
ライブビューイング向けに歌手へのインタビュー、楽屋裏の風景、演出や大道具・小道具、衣装等についても、幕間にみせてくれます。
今回のヘンゼルとグレーテルは、
指揮:ユロフスキ 演出:リチャード・ジョーンズ
グレーテルがシェーファーでした。
「ルル」で、何十回もシェーファーの妖艶な姿を見ているので、グレーテルをやっていてもルルに見えて、そのギャップを頭の中で埋めるのに時間がかかりました。
もっとも完璧なルルを歌うシェーファーですから、グレーテルなどは、なんのその。
インタピューでは、子どもが2人いるという話が出てました。
2~3回、泣き所がありますが、
14人の天使の場面では、14人の食いしん坊シェフ登場で、天使=食べ物という演出の意図も、許容範囲でしょう。
優雅にバレエを踊る天使というお決まりのパターンとは違います。
ちょっと滑稽な舞台ですが、このシーンの音楽には今回も泣かされました。
もちろんオーソドックスな演出は好き!
http://yoyogi.exblog.jp/2071873/
舞台上で、ケーキ、チョコ、クリーム、小麦粉、牛乳が飛び交い、歌手もドロドロ状態。まさに、体当たり状態。
こういう状況下で、歌えるというのも流石です。
最後は、やはり感激の涙。
ヘンゼルとグレーテル、何度観ても、泣けます。
次回は「マクベス」の上映です。