8/15シネマトゥデイに掲載
http://cinematoday.jp/page/N0011190
「ミア・ファロー、ダルフールの英雄の身代わりを申し出る」
スーダンのダルフール問題は日本では、ほとんど報道されていません。
ツチ族とフツ族の争いのルワンダ問題の時もそうでした。
ダルフールでは、2003年から始まった紛争ですでに28万人以上が死んでいます。
実はミア・ファローは、この問題に対してスーダンを支援する中国に対して、北京五輪ボイコットという手段もあると論じています。
グーグルでは、google earthにダルフールの現状を重ねて表示するレイヤーを公開しています。
http://www.ushmm.org/googleearth/
100人、200人、400人という小さな集落の多くが襲撃のため廃墟と化しています。
このレイヤーを重ねて見ると、各地でインタピューされた証言が掲載されています。
それぞれが、生々しくショッキングなもの。
もはや「狂気」としか言えません。
歴史は繰り返し、同じ過ちがまた起こっています。
一刻も早く止めるべきでしょう。
Eyes on Darfur
こちらのサイトでも、サテライトから見た様子が報告されています。
ルワンダ紛争の時は、何もできませんでした。
今できることは、ユニセフの活動を支援するくらいでしょうか。
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/sudan/2004.htm
私も募金をしました。
「Make some noise!(声をあげよう!)」
というキャンペーンでは、オノ・ヨーコの協力によりジョン・レノンの曲を様々なアーティストがカヴァーし、救済チャリティーアルバムが出ています。
今、ダルフールで起きている問題は、まずは認識すること。
これが重要でしょう。
ミア・ファローは、この問題に彼女なりに一石を投じました。
行動はおこせなくても、声をあげることはできる・・・
このアルバムを買うことも、一つの支援。
ジョン・レノンの歌は、まさしくメッセージです。