PMF2007、今年のアウトリーチコンサートは、
札幌駅西コンコースでの
ブラス・アンサンブル、
道立近代美術館ロビーとモエレ沼公園ガラスのピラミッドでの
木管アンサンブル。
7月20日(金)のカルチャーナイト2007として開催される
札幌時計台ホールの
弦楽四重奏コース演奏会、
そして札幌市役所1階ロビーで開催される
PMFアラカルトコンサートと、
市民ロビーコンサート。
アラカルトコンサートは、12時25分のお昼休み7月17日~19日まで3日連続で行われ、19日(木)に行ってみました。
この日は、PMF2007レジデント・コンポーザー、ヘルベルト・ヴィリ氏のお話。
トークの他にCD鑑賞と演奏がありました。
芸術の森で22日に演奏される
クラリネット協奏曲「エゴー・エイミ」(2005/2006)の一部をCDで鑑賞。
思わずベニー・グッドマンを連想しました。
ごく一部だけを聴くと、「ジャズ」です。
シュミードル氏のクラリネットによる生の演奏も楽しみです。
29日のピクニックコンサートで札響がとりあげるトランペット協奏曲「エイレーネ」もジャズ風の響きがあるようです。
2曲目は、ピアニストの赤堀絵里子さんによる「
ピアノ作品ⅩⅠ(1987)」。
トークによると、作曲の発想には「環境問題」があるとのこと。
こちらは、完全に現代曲です。
後半は、クラスターの連続。
最後は、鍵盤を腕・ひじによって叩くという目の醒めるような演奏。
お昼どきに大胆(笑)
お客さんがご高齢の方が多かったので、びっくりしていたかもしれません。
ちなみに現代曲好きの私は、結構スカっとしました。
クラスター奏法、大好きです。
譜めくりの助手の方がお手伝いで、弦を指で押さえながら対応する鍵盤を弾く「内部奏法」もありました。
プレピアドピアノの響きですね。
こうした企画があるところも、PMFの魅力です。