『運命』の音を聴け!
聴く機会も、弾く機会も多いベートーベンの第5番。
思い出の多い曲でもある。
そういえば、小学生の頃から、ずーっと聴いている。
5番は、プロよりアマオケの方が聴いていて、面白いかもしれない。
なぜ?というと、何十回もやっているプロのオケより、一年に一発のアマオケの方が、燃えているかもしれない・・・という理由。
自分の経験で言うと、
4楽章の演奏に入ると、完全燃焼モードに入っている。
打ち上げのビールが頭の中をよぎる。
さあ最後だぁ・・・・・と、ここぞとばかりに思いっきり弾く。
ビールがうまいかどうかは、燃焼度にもよるので、最後は思いっきりやる。
アマオケの5番を聴くときも、似たような気持ちを抱く。
さあ、やってくれぇ!と4楽章に期待を抱く。
演奏の良し悪しよりは、パワーが勝負?
セカンドバイオリンの場合、4楽章は、刻みが多い。
思いっきり刻んでも、しょせん伴奏。
メロディーを弾いている訳ではないので、ひたすら一生懸命小刻みに擦る!
そんなに力入れなくても・・・と思うくらい。
あとはパフォーマンスですかね。オーバーアクションぎみにやるなど。
5番は、完全燃焼できる曲です。
ちなみに第1、第7、第9もやりましたが、第9は合唱に押されて、オケの方は不完全燃焼ぎみになってしまう。第9を弾いていると、最終楽章で完全燃焼する合唱の方に入りたいと思う私って・・・・やはり、燃えたいのですよ。