フェデリコ・フェリーニの
オーケストラ・リハーサル(1979)
音楽は、ニーノ・ロータ。
代表作は、1954の
「道」だと思うが、
「8 1/2(はっかにぶんのいち)」など、少々訳がわからない。
といって、嫌いではない。
「オーケストラ・リハーサル」も、相当なハチャメチャぶり。
オーケストラ団員の個性の発露という場面もちょっとあるが、かなり極端。
バイオリンが男性的か女性的かの議論もあり。
その辺の分析は、茂木大輔氏の「オーケストラ楽器別人間学」は的確だろう。
団員が指揮者の横暴ぶりに対して反乱を起こす・・
ここに描かれている団員は、ちょっと古い職人的。
ただし、本物の団員は、鼠をつかまえたり、いきなり銃を撃ったりしない。