新しいオーケストラは、やはり気になる。
新しいといっても、東京ニューシティ管弦楽団の設立は1990年。
2011/12/01に社団法人日本オーケストラ連盟の正会員に昇格。
2012年2月の定期演奏会に足を運んだ。
オペラシティで、山田一雄の「おほむたから」と「マーラー交響曲第五番」。
まずは曲の印象から。
「おほむたから」は、雅楽風の色合いも時折でてくるが、
オーケストレーションは、マーラー色が全開。
聴いていて、あの交響曲のあの楽章のここ・・という箇所が、どんどん出てくる。
そういう意味で、とても面白い。
さて、マーラーの方は・・・
プレトークで指揮者の内藤さんが、ピリオド奏法でやるという解説。
マーラーの時代も、まだビブラートはやっていなかったそうなのだ。
誰しも思うのは、アダージェットもビブラートなしなの?
ということだろう。
「必要最小限にかける」という補足もあったので、
一楽章目から、その辺は注目していた。
確かに、ビブラートは抑制している感じ。
四楽章は、清楚な響きがして、美しかった。
浪花節的なアダージェットも数多く聴いているが、
抑制の効いた表現に、美しさを感じた。
これは、なかなかのもの。
オケ全体としては発展途上のところもあるが、
それはそれとして、フレッシュなエネルギーは感じた。
オペラシティの響きも土俵にして、さらなる磨きに期待。
ぐいぐい押してくるパワーがいいなぁ。
至福の時を提供してもらった。